福島県浅川町、4000日超の死亡事故ゼロ記録が途絶える

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22日午後7時50分ごろ、福島県浅川町内の国道118号で、徒歩で道路を横断していた32歳の男性に対し、交差進行してきた中型トラックが衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。同町が8月末に達成した死亡事故ゼロ4000日の記録が途絶えることになった。

福島県警・石川署によると、現場は浅川町浅川字月斉陣場付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていないが、近くにはこれらの設置された交差点がある。32歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた中型トラックにはねられた。

男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約4時間後に死亡した。トラックを運転していた47歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は街灯が無く、夜間の見通しが悪い区間。男性が横断していた場所から約50m先に横断歩道と信号機の設置された交差点があり、警察では男性が交差点への遠回りを嫌い、ショートカットで横断したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

浅川町は8月25日に「死亡事故ゼロ4000日」を達成していたが、本件事故によってこの記録が途絶えることになった。

《石田真一》

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