ツーリズムEXPOジャパン(東京・有明、9月26・27日)では、大型クルーズ船の模型を眺めながら、優雅なクルーズ旅行を妄想する女性たちの姿があった。スタッフは彼女たちに「想像だけでなく、ぜひリアルにゆったり贅沢な洋上の旅を体感して」と伝えていた。
今回、クルーズエリアに出展したのは、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、MSCクルーズジャパン、プリンセス・クルーズなど。それぞれが、全長1mを超える模型を展示。スタッフたちは、クルーズ船でのすごし方について、模型を指差しながら来場者たちに紹介していた。
「価格はいくらぐらい?」「どんなすごし方できるの?」「料理のメニューは?」といった質問に、MSCクルーズジャパンは価格のリーズナブルさをアピールしていた。
地中海生まれのMSCクルーズは、7泊8日の船旅を提案。「世界遺産の宝庫といわれる地中海沿岸の町並みや、自然が美しい北欧の寄港地を観光しながら、地中海料理のフルコースや、ブロードウェースタイルのショーを楽しむ8日間(1日3食つき)が549ドル(6万6500円)から」という説明を聞いた30代の女性2人組は、「えええっ」と2人とも同じリアクションで驚いていた。
プリンセス・クルーズのスタッフは、「どこでディナーをとるの?」と聞く女性に、「このフロアで食事をして、夜はデッキでショーや夜景を楽しむ。一度、ぜひゆっくり案内する時間を」と伝えていた。