博報堂など、タクシーアプリを使った「CM視聴クーポン」サービスの実証実験を開始

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タクシークラウド広告サービス(広告主、乗客、タクシー会社のリアルタイムマッチング・メディア)の仕組み
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ジャパンタクシーと博報堂、博報堂DYメディアパートナーズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムは、「全国タクシー」アプリのタクシークラウド広告サービスの実証実験を開始すると発表した。

ジャパンタクシーが開発・運営する「全国タクシー」アプリは、今いる場所にタクシーを簡単に呼ぶことができるアプリ。センターシステムをクラウド化することで、特定のタクシー会社に依拠せず、全国約500都市、140グループのタクシー会社が保有する2万3000台以上で利用可能な、乗客とタクシー会社のリアルタイムマッチング・プラットフォームを提供している。

今回の取り組みでは、広告主、乗客、タクシー会社のリアルタイムマッチング・メディアを開発し、「CM視聴クーポン」サービスの実証実験を日本交通の黒色タクシー約1565台を対象に開始する。

タクシーに乗車すると、乗客の「全国タクシー」アプリがタクシー車内に設置されたセンサに反応し、動画広告のお知らせを受信。広告主が、乗車時から降車時までの視聴動画広告に応じてタクシー料金の一部を負担し、次回以降のタクシー乗車時に使用できるクーポンを付与する。

平均約18分間のタクシー乗車時間にて、広告主は動画広告の視聴機会を得ることができ、乗客は動画閲覧によりクーポンが還元されるため、タクシー会社は乗客の乗車機会を拡大させることができる。

《纐纈敏也@DAYS》

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