【IIHS衝突安全】ヒュンダイ ソナタ の2016年型、トップセーフティピック+指定

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新型ヒュンダイ ソナタ
新型ヒュンダイ ソナタ 全 3 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は9月17日、ヒュンダイ『ソナタ』の2016年モデルの衝突安全テストの結果を明らかにした。同車を最高の安全性を備えた「トップセーフティピック+」に指定している。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

またIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと横転を想定したルーフ強度テストも行う。さらに、「スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストも導入した。スモールオーバーラップテストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつけるもので、対向車がセンターラインをはみ出してきて衝突するなど、実際の衝突事故により近づけるための追加テスト。しかし、車体のメインフレームよりも外側に強い衝撃が加わるため、厳しい判定を下される車種が多い。そして、IIHSは優秀な結果を残した車を、「トップセーフティピック」に指定。高い衝突安全性を認定している。

ソナタの2016年型は、前面オフセット、側面、ルーフ強度、追突想定の各テストで、最高のGOOD(優)評価。スモールオーバーラップは、4段階で上から2番目のACCEPTABLE。2013年9月から開始された前面衝突予防性能を評価する新試験プログラムは、最高の「スーペリア」と判定された。

この結果、IIHSはソナタの2016年型をトップセーフティピック+に指定。IIHSは、「ソナタは2016年モデルで、運転席のシートベルトとフロントサスペンションを改良。それでも、スモールオーバーラップテストは従来の2015年型と同じACCEPTABLE評価」と、コメントしている。

《森脇稔》

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