引退したJR北海道の『北斗星』用客車2両が公開…苗穂工場イベントで

鉄道 企業動向
苗穂工場の一般公開イベントで公開された、スハネ25 501の側面。左手が寝台側、右手がロビー室側になる。
苗穂工場の一般公開イベントで公開された、スハネ25 501の側面。左手が寝台側、右手がロビー室側になる。 全 7 枚 拡大写真

8月22日札幌発の運行を最後に姿を消した、上野~札幌間の寝台特急『北斗星』。3月のダイヤ改正で定期運行を終了した際は、JR北海道の車両がひと足先に引退し廃車となったが、このうち2両がJR北海道苗穂工場に保管されていた。

この2両はロビー室と1人用B個室「ソロ」の合造車・スハネ25形(スハネ25 501)、開放式B寝台車の緩急車・オハネフ25形(オハネフ25 2)。9月26日に苗穂工場で開催されたイベントで、引退以来初めて公開された。車体の状態はほぼ引退時のままで、スハネ25 501にはJR北海道車特有のエンブレムも残されていた。残念ながら車内は公開されなかったが、オハネフ25 2のカーテンなどリネン類は残されているようだった。

この2両は、北海道倶知安町でタクシー・バスの手配業務を行っている旅行会社「コア・エージェンシー・ニセコ」がニセコエリアでの保存の検討をしており、今後の動きが注目される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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