首都圏LRT3号線、来年初頭に工事入札を開始 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

首都圏クランバレーの軽便鉄道3号線(LRT3)の工事発注が来年初頭から開始される見通しだ。消息筋が明らかにした。

プロジェクト・デリバリー・パートナー(PDP)に任命されたMRCBジョージ・ケントは工事を65個に分け発注する。PDPは工事が入札にかけられた後、完成まで責任を持つ事業体で、所有者である政府のリスクを肩代わりする。

LRT3の投資額は90億リンギで、MRCBジョージ・ケントはこの6%(5億4,000万リンギ)の手数料を得る。工期は5年で20年8月に完成の予定。同社はマレーシアン・リソーシズ(MRCB)とジョージ・ケント(M)の共同企業体。

元請業者を選定する入札は2月に開始の見通し。MRCBジョージ・ケントは入札に参加できないが、応募がなかった場合は工事を請け負う。

LRT3号線は大量高速輸送(MRT)のワン・ウタマ駅とクランのマレー鉄道駅を結ぶ36キロの鉄道。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月25日)

小栗 茂

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