首都圏LRT3号線、来年初頭に工事入札を開始 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

首都圏クランバレーの軽便鉄道3号線(LRT3)の工事発注が来年初頭から開始される見通しだ。消息筋が明らかにした。

プロジェクト・デリバリー・パートナー(PDP)に任命されたMRCBジョージ・ケントは工事を65個に分け発注する。PDPは工事が入札にかけられた後、完成まで責任を持つ事業体で、所有者である政府のリスクを肩代わりする。

LRT3の投資額は90億リンギで、MRCBジョージ・ケントはこの6%(5億4,000万リンギ)の手数料を得る。工期は5年で20年8月に完成の予定。同社はマレーシアン・リソーシズ(MRCB)とジョージ・ケント(M)の共同企業体。

元請業者を選定する入札は2月に開始の見通し。MRCBジョージ・ケントは入札に参加できないが、応募がなかった場合は工事を請け負う。

LRT3号線は大量高速輸送(MRT)のワン・ウタマ駅とクランのマレー鉄道駅を結ぶ36キロの鉄道。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月25日)

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  5. 車内で動画やサブスクが見放題!Apple CarPlayも!データシステム『U2KIT』はディスプレイオーディオ革命だPR
  6. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  7. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  8. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  9. 新型スズキ『DR-Z』のライバル登場か!? KTMの新型スーパーモト発表に「思ったより安い」など熱視線
  10. 『S2000』や『タイプR』のコクピットをスパルタンに! HKS「カーボン・シフトノブ」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る