VWグループ前CEO、検察が捜査を開始…排ガス不正で
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これは9月28日、ドイツ北西部のブラウンシュヴァイクの検察が明らかにしたもの。「マルティン・ヴィンターコルン前CEOに対する捜査を開始した」と発表している。
フォルクスワーゲングループの監査役会は9月23日、マルティン・ヴィンターコルン氏のCEO辞任に際して、「ヴィンターコルンCEOは、排出ガスのデータが操作されていたことを知らなかった」と公表。
しかし、全世界で約1100万台もの大規模な不正を、経営トップが本当に知らなかったのか。検察は、この点に関心を寄せている。
同検察は、「捜査の重点は、不正な排出ガス操作を伴う自動車を販売した詐欺の告発にある」とコメントしている。
《森脇稔》