シュコダにも違法ソフトウェア…VWグループの排ガス不正

自動車 ビジネス 企業動向
シュコダ ファビア
シュコダ ファビア 全 3 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループが排出ガス試験を不正にクリアする目的で、車両に違法なソフトウェアを装着していた問題。同グループ傘下のシュコダにも、不正車両が存在することが分かった。

これは9月24日、シュコダが明らかにしたもの。同社は、「一部のシュコダ車に、違法なソフトウェアが装着されていた」と公表している。

シュコダの該当車両は、『ファビア』、『オクタビア』、『ルームスター』、『スペルブ』の4 車種。各車のディーゼルターボ「TDI」エンジン搭載車となる

また年式は、2009-2013年モデルが対象になる。なお、米国での該当車両は2009-2015年モデル。シュコダの不正車両も、フォルクスワーゲンの米国での該当車の年式とほぼ重なる。

フォルクスワーゲングループによると、全世界で最大およそ1100万台に、排出ガス試験を不正に逃れる違法なソフトウェアを搭載。このうち、フォルクスワーゲン乗用車ブランドがおよそ500万台。残るおよそ600万台が、アウディ、セアト、シュコダ、フォルクスワーゲン商用車の各ブランドと見られる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る