【IIHS衝突安全】フォードの主力SUV、エッジ 新型…トップセーフティピック獲得

自動車 ニューモデル 新型車
新型フォード エッジ
新型フォード エッジ 全 3 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は9月22日、フォードの主力中型SUV、『エッジ』の新型の衝突安全テストの結果を公表した。高い安全性を備えた「トップセーフティピック」に認定している。

画像:フォード エッジ 新型

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

またIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと横転を想定したルーフ強度テストも行う。さらに、「スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストも導入した。スモールオーバーラップテストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつけるもので、対向車がセンターラインをはみ出してきて衝突するなど、実際の衝突事故により近づけるための追加テスト。しかし、車体のメインフレームよりも外側に強い衝撃が加わるため、厳しい判定を下される車種が多い。そして、IIHSは優秀な結果を残した車を、「トップセーフティピック」に指定。高い衝突安全性を認定している。

新型エッジは、前面オフセット、側面、ルーフ強度、追突想定の各テストで、最高のGOOD(優)評価。スモールオーバーラップは、4段階で上から2番目のACCEPTABLE。2013年9月から開始された前面衝突予防性能を評価する新試験プログラムは、最も低い「ベーシック」と判定された。

この結果、IIHSは新型エッジをトップセーフティピックに認定。IIHSは、「エッジがスモールオーバーラップテストを受けるのは、今回が初めて。ドライバーの生存空間の確保は充分」と、コメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  3. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  4. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  5. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る