VWグループ、組織改革を発表…生産統括部門を廃止へ

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マティアス・ミューラー新CEO就任会見(9月25日)
マティアス・ミューラー新CEO就任会見(9月25日) 全 3 枚 拡大写真

ディーゼルエンジンの排ガス不正により、創業以来、最大の危機に直面しているフォルクスワーゲングループ。同社が、大規模な組織改革を打ち出した。

これは9月25日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。同社の監査役会が、新たな組織を承認した、と発表している。

新組織で注目できるのが、グループ全体の生産統括部門を廃止したこと。権限が一か所に集中する現行の体制を改め、各ブランドや各地域の組織に権限を委譲する。

また、主力のフォルクスワーゲン乗用車ブランドは、世界4地域に大きく分け、各地域にCEOを置く。フォルクスワーゲン乗用車ブランドのハーバート・ディエス会長に、直接レポートする体制を敷く。

フォルクスワーゲングループ監査役会のベルトホルト・フーバー暫定会長は、「新たな組織が、各ブランドや各地域を強固にするだろう」と述べている。

《森脇稔》

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