【NHTSA】ホンダ ヴェゼル、最高の衝突安全性評価

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ホンダ HR-V(日本名: ヴェゼル)
ホンダ HR-V(日本名: ヴェゼル) 全 3 枚 拡大写真

ホンダの米国法人、アメリカンホンダは9月中旬、『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』)が米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)の衝突安全テストにおいて、最高評価の5つ星を獲得した、と発表した。

画像:ホンダHR-V(ヴェゼル)

NHTSAの衝突安全テストは、前面フルラップ56km/h、側面62km/h、横転テストの3種類で実施。そして、それぞれのテスト結果を星の数で5段階評価し、総合評価を判定する。

またNHTSAは2010年10月、新しい衝突安全テストを導入。例えば、従来は運転席側のみに男性サイズのダミー人形を載せていたが、助手席側にも女性サイズのダミーを載せる方式に変更した。また、側面衝突テストではポール衝突を採用するとともに、衝突防止技術の評価も実施。従来よりも厳しい判定基準となった。

ヴェゼルの各テストの結果は、前面衝突が運転席側4つ星、助手席側4つ星。側面衝突は前席が5つ星、後席が5つ星。ポール衝突は5つ星。横転テストは4つ星で、横転のリスクは13.5%と評価された。

この結果、ヴェゼルはNHTSAの衝突テストにおいて、総合評価で最高の5つ星を獲得。アメリカンホンダのジェフ・コンラッド上級副社長は、「ヴェゼルは高いレベルの乗員保護性能を、クラスをリードする燃費と室内空間とともに提供する」と述べている。

《森脇稔》

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