グッドイヤー提携解消、クレイマーCEO「収益を伴う成長を目指す素地が整った」

自動車 ビジネス 企業動向
グッドイヤー
グッドイヤー 全 1 枚 拡大写真

ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーは10月2日、住友ゴム工業とのグローバル・アライアンスを解消したと発表した。

解消手続きの財務諸条件は、6月4日の解消合意と同様。グッドイヤーのリチャード・J・クレイマー会長兼CEOは「手続きが無事完了し、ますます柔軟性を高めて収益を伴う成長を目指す素地が整った。解消合意によって、グッドイヤーは成長戦略を追求し、世界の重要な市場で、グッドイヤーのプレゼンスを高めていく道がひらけた。今後、主要市場で存在感を強めていく上で、世界をリードする技術力とブランド力は大きな力になる」とコメントしている。

グッドイヤーと住友ゴムは、1999年にグローバルな提携関係に入り、北米と欧州に各1社、日本に2社設けた合計4社の合弁会社で共同事業を展開してきた。

両社の合意の条件に基づいて、グッドイヤーは米国、カナダ、メキシコの補修用タイヤ市場と非日系自動車メーカーにダンロップブランドタイヤを排他的に販売する権利を持つ。

これまで合弁会社が排他的に展開してきた欧州の国でも、グッドイヤーは、新車用・補修用の両タイヤ市場でダンロップブランドタイヤを排他的に販売する権利を持つ。同時に、グッドイヤーは日本市場でグッドイヤーブランドのタイヤを排他的に提供する権利を回復する。

提携解消手続きの完了を受け、2014年1月に申し立てられた仲裁手続きも解消する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  2. SHOEIが新型フルフェイスヘルメット『GT-エアーIII』にグラフィックモデル「DISCIPLINE」を設定
  3. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  4. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  7. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  8. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  9. レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
  10. いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
ランキングをもっと見る