豊田自動織機、トヨタの米国コマーシャルファイナンス事業の買収を完了

自動車 ビジネス 企業動向
豊田自動織機 ウェブサイト
豊田自動織機 ウェブサイト 全 1 枚 拡大写真

豊田自動織機は、米国販売金融子会社トヨタ・インダストリーズ・コマーシャル・ファイナンス(TICF)が、トヨタ自動車の米国販売金融子会社トヨタ・モーター・クレジット・コーポレーション(TMCC)のコマーシャルファイナンス部門事業と資産の取得を完了、事業を開始した。

TICFはTMCCの金融資産、営業権などを約23億ドルで取得した。

TMCCから金融資産と人材を譲り受けることで、TMCCが約30年にわたって蓄積してきた産業車両向け販売金融事業に関するノウハウを取得し、米国での販売金融事業の強化、今後の本格的な販売金融事業のグローバル展開を目指す。

豊田自動織機は、産業車両販売で、リース・レンタルなどの顧客ニーズに対応するため、TMCCのノウハウを取得し、販売金融事業を自社で手掛ける必要があると判断した。

具体的な取り組みとして、新車販売から保有期間におけるメンテナンスサービスや、リース満期後の中古車販売までのバリューチェーンを強化するとともに、顧客との長期的な関係維持を、販売店との連携により図る。

豊田自動織機は、米国をはじめ、欧州主要国やアジア・南米など、新興国での販売金融事業の展開・拡大を検討し、産業車両事業の成長を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 日産、スーパーハイト軽自動車『ルークス』新型を先行公開、160万円台から秋頃発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る