太田国交相「極めて遺憾」…インドネシア高速鉄道の中国案採用で

鉄道 行政

太田昭宏国土交通大臣は10月2日の閣議後会見で、インドネシアの高速鉄道計画で中国案が採用されたことについて「極めて遺憾と言わざるを得ない」と述べ、不快感を示した。

太田国交相は「インドネシアから、事業を中速鉄道に見直して、詳細を日本企業に提示し、参画機会を公平に提供するという説明を受けていたにもかかわらず、その方針が性急に変更された経緯は理解しがたく、極めて遺憾であると言わざるを得ない」と述べた。他国への輸出については「今回の件が直ちに他国に影響があるとは思っていない」と述べ、インドやタイ、アメリカなど他国への働きかけは引き続き進めていく考えを示した。

日本の高速鉄道の技術について国交相は「非常に素晴らしいとの評価をどの国でも頂いている。少し高価だという声もあるが、トータルのライフサイクルコストでは大変優れている。また、相手国の人材育成にも心がけている」と述べ、日本の技術の優位性を強調した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る