VW の排ガス不正問題、外部調査へ…米法律事務所に依頼

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲンのターボディーゼル「TDI」エンジン
フォルクスワーゲンのターボディーゼル「TDI」エンジン 全 1 枚 拡大写真

最大で全世界のおよそ1100万台に、排出ガス試験を不正に逃れる違法なソフトウェアを装着していたフォルクスワーゲングループ。同社が、この問題の外部調査に乗り出した。

これは10月1日、フォルクスワーゲングループの監査役会が明らかにしたもの。「問題の全容を解明するために、米国の法律事務所、ジョーンズ・デイに調査を依頼した」と発表している。

今回の問題では、責任を取って辞任したマルティン・ビンターコルン前CEOが、不正への関与を否定。しかし、およそ1100万台という大規模な不正であることから、フォルクスワーゲングループの上層部を含めた組織的な関与が疑われている。

フォルクスワーゲングループは、米国の法律事務所、ジョーンズ・デイという社内とは独立した外部団体に調査を依頼することで、問題の全容を明らかにする方針。

なお、フォルクスワーゲングループ監査役会の理事会は、10月1日、「この問題の調査が完了するまでに、最低でも数か月かかる見込み」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る