【CEATEC 15】ホンダ、今年は“水素小僧”でスマートコミュニティを表現

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ホンダのブースのある巨大なオブジェ
ホンダのブースのある巨大なオブジェ 全 3 枚 拡大写真

一昨年は“やかん”、昨年は“小便小僧”と「CEATEC JAPAN」が開催される度に奇抜なオブジェで自社のスマートコミュニティの形を表現したホンダ。今年もやってくれた。しかも昨年以上に巨大なオブジェだ。

ホンダ関係者は、それを“水素小僧”と呼んでいたが、とてもそんな風には見えない。大きな箱のようなものからパイプが走り、そのパイプがオレンジ色に点滅し、そして大きな風船のような“電球”が緑や黄、ピンク、紫色に変わる。

「実は今年が発電機を発売してからちょうど50年の節目になり、それを記念してつくったんです。小便小僧のように動いたり、しゃべったりしないので、つくるのはそれほど難しくなかったです」と同社関係者は話す。

モデルは今回のCEATECで世界初公開する外部給電器「Power Exporter 9000」。燃料電池自動車(FCV)の電気を家庭用電源に変換する装置で、排気ガスゼロとクリーンで静かな稼動がウリだ。しかも、最大9kVAの出力が可能で、避難所など規模の大きな施設でも利用できるという。「FCV1台で一般家庭の約7日分の電力を供給することができる」そうだ。

ホンダはこのオブジェを通して今回のテーマである「Hondaはつながる」を表現し、同時に自社の外部給電器のすばらしさを強調したかったのだろう。

《山田清志》

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