【東京モーターショー15】日産のデザインフィロソフィーを特化…2020ビジョングランツーリスモ
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そう話すのは、日産グローバルデザイン本部プロダクトデザイン部デザイン・ダイレクターの大月圭介氏だ。具体的には、「エッジの効いた、ジオメトリックなシャープな面質と、エモーショナルな部分の融合や、コントラスト。そのそれぞれを際立たせるというのが我々の狙いだ」と述べ、「このクルマは一つの権化のような形でデザインしている」とコメント。
また、Vモーショングリルも採用された。「これは単なるグリルのデザインにとどまらず、形はこのVグリルから始まり、全ての形を規定していくというのが考え方だ。このコンセプトカーでは、Vはサイドに流れ込んで、主要なキャラクターになっている」と説明。
このモデルはゲーム上のバーチャルなデザインであるが、それをモーターショーにおいては、リアルなショーモデルとして作り込んだ。ゲーム上と、コンセプトモデルとでは、いくつか違いがあるが、その中でも最も目立つのはボディカラーで、「マットでかつメタリックという、非常に派手でかつシブい“Fire Knight”という新しいカラーを採用している」(大月氏)。
また、Vモーショングリルも、「オリジナルとは少し変えて、より形を強調するようなデザインにし、Vグリルが主体であるというようにデザインしている」と述べた。