VWグループ新CEO、従業員に呼びかけ…「危機を乗り越えられる」

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VWグループ マティアス・ミューラー新CEO
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一部ディーゼルエンジン車の排ガス試験での不正により、創業以来、最大の危機に瀕しているフォルクスワーゲングループ。同社の新CEOが、従業員に危機を乗り切る決意を表明した。

これは10月6日、フォルクスワーゲングループがドイツ本社で開催した従業員向け説明会での出来事。9月25日、フォルクスワーゲングループのトップに就任したマティアス・ミューラー新CEOが、2万人以上の従業員を前に、こう呼びかけた。

「我々は、この危機を乗り越えられる。なぜなら、フォルクスワーゲンは、強固な基礎を備えたグループだからだ。」

この問題の発覚後、同社の株価は下落。リコール(回収・無償修理)に備えて、およそ65億ユーロ(約8700億円)を計上することも決まった。世界各国当局からの罰金や、顧客からの損害賠償訴訟も想定される。また何よりも、顧客の信頼を失い、ブランドイメージが損なわれたのが大きい。

ミューラー新CEOは、「何事も隠さず、全ての事実が明らかにされた時だけ、人々の信頼を取り戻すことができるだろう」と語っている。

《森脇稔》

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