【福祉機器展15】世界最高記録ねらう競技用車いす、価格は200万円…八千代工業

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八千代工業の競技用車いす「極<KIWAMI>」
八千代工業の競技用車いす「極<KIWAMI>」 全 3 枚 拡大写真

ホンダの子会社、八千代工業はホンダブース内に競技用車いすを展示した。その車いすは昨年から同社所属になった土田和歌子選手が使用しているモデルで、製品名が「極<KIWAMI>」。その価格はなんと200万円だ。

【画像全3枚】

本田技術研究所、ホンダR&D太陽と共同でつくり上げたもので、素材はオールカーボン。重量はたったの8kgと非常に軽く、3D測定技術と最先端カーボン設計技術を駆使して製作した。スピードを落とさずにカーブを曲がれるようにと、コーナーリングGを想定したフレーム構造解析も行ったそうだ。

そして、これに乗り込む土田選手は、42.195kmを1時間38分32秒で走りきった世界最高記録保持者。今年の東京マラソンでも優勝し、女子車いす部門で8連覇を達成した。そのほか、大分国際車いすマラソンでは2012年1位、13年2位、14年2位、またボストンマラソン2位(12年)、ニューヨークマラソン2位(13年)と表彰台の常連選手だ。

「カーボン技術を蓄積して自動車づくりに活かそうということで競技用車いすを製造していますが、最近は選手の間で口コミが広がり、海外からも問い合わせがきています」と同社関係者は話し、年間数台売れているそうだ。

ただ、2年前に記録した世界記録は同社の車いすではなかったので、「是非ともこの車いすで世界最高記録の更新を」と願っているとのことだ。

《山田清志》

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