10月11日、群馬県板倉町にある渡良瀬遊水地の駐車場で「スバルレオーネ・オーナーズクラブ(SLOC)」が秋の定例ミーティングを行い、計13台が集まった。
同会は、1971年に登場し1993年に生産中止するまでスバルの主力車種としてラインナップされていた小型車『レオーネ』を所有するオーナーや、同車に興味を持つメンバーなどから構成される。
今回、集まったのは合計で13台。最終型の3代目AA型系(1984年~1993年)が11台と最も多く、セダン、クーペ、ツーリングワゴン、バンとすべてのバリエーションがそろった。2代目AB型系(1979年~1983年)からはエステートバンが参加。当時からイメージカラーだった”スバル・ブルー”が秋空に映えていた。そして初代A型系(1971~1978)では、グランダムシリーズの2ドアハードトップ1600GFTがキャリアカーで運ばれて来て拍手喝采を浴びていた。
新車購入から31万km走破した最終型のバンや、1980年代にスバルのお膝元である群馬の山の中で走っていたラリーカーをイメージして造り込んだクーペRX/II、あるヤードから中近東方面へ輸出される直前に救い出してナンバーを取ったというハイトコントロール付のGTなど、それぞれに熱い想いが詰まった個体が多く見られた。
同会の会員は50~60人で推移。高齢のためなどによって退会するメンバーがいる反面、最近では10~20代の”新人”が入会するなど、活性化しているという。代表と副代表も30歳代だが、最も多い中高年メンバーとも家族的な交流を深めており、派手さはないが質実剛健な車だったレーネらしい集まりとなった。
なお、今月25日には中部・関西エリアのミーティングも初開催する予定だという。