西武鉄道の「ハロウィン」始まる…増田さんデザインのラッピング車も運行開始

鉄道 企業動向
10月13日に運転を開始した、増田セバスチャンさんデザインの西武のラッピング電車「SEIBU HALLOWEEN KAWAII TRAIN」
10月13日に運転を開始した、増田セバスチャンさんデザインの西武のラッピング電車「SEIBU HALLOWEEN KAWAII TRAIN」 全 15 枚 拡大写真
西武鉄道は10月13日から、ハロウィンをテーマにアートディレクターの増田セバスチャンさんがデザインなど全体監修を行うイベント「SEIBU HALLOWEEN 2015 in NERIMA」を始めた。同日は練馬駅で増田さんらによるセレモニーが開かれたほか、ラッピング電車も運転を開始した。

イベントは西武鉄道が主催し、東京都練馬区エリアを中心に10月末まで開催する。増田さんは、きゃりーぱみゅぱみゅさんが歌う「PONPONPON」のミュージックビデオの美術装飾などで知られるアートディレクター。イベントでは練馬駅の中央コンコースに設けているオブジェ「KAWAII PUMPKIN」や、ラッピング電車「SEIBU HALLOWEEN KAWAII TRAIN」のデザインを手がけた。

練馬駅のオブジェの前で開かれたオープニングのセレモニーには、増田さんのほか、ハロウィン当日の10月31日に運転されるイベント列車「KAWAII HALLOWEEN PARADE TRAIN」に乗車・出演するオクヒラテツコさん、りゅうちぇるさんらが出席した。増田さんは「練馬に自分のオブジェが飾られるということで、すごくワクワクしています。『カワイイ』というのはすごくハッピー感をもたらすもの。西武鉄道に乗ってカワイイを練馬に持ってきて、皆さんを巻き込んでハッピーになれれば」とあいさつした。

ラッピング電車は30000系の30101編成(10両)を使用し、同日朝から運転を開始した。増田さんは「鉄道というと世間的にはちょっと地味な感じがあるので、すごく明るくハッピーなモチーフにしたいと思った」とデザインのコンセプトを説明。全面ラッピングは条例の問題でできないため「全体の25%を使ってうまく表現するのがすごく大変でした」といい、デザイン面では難しさがあったという。

その上で「結果として、見ていただくとハロウィンっぽい雰囲気とハッピーな雰囲気が出せたと思っているので、日常の通勤通学もハロウィンらしさで非日常に変えるような気分で皆さんに乗ってもらえれば嬉しい」と語った。

鉄道車両のラッピングデザインを手掛けるのは今回が初めてだが、「(前から)鉄道のラッピングはやりたかったのですごく満足している」という増田さん。「将来的には(車体)全部をラッピングして、車内もいすまでラッピングするみたいなことをやってみたい。運転士の制服のデザインもしてみたいです」と、将来の展開にも意欲を見せていた。

「SEIBU HALLOWEEN 2015 in NERIMA」は10月31日まで開催。練馬駅ではオブジェ展示のほか、日本大学芸術学部デザイン学科の学生が制作したハロウィンアートの展示、同駅周辺の商店街での特典サービスなどが行われる。最終日の31日には「KAWAII HALLOWEEN TRAIN」を含め、池袋発練馬行きのイベント電車も3本運転される。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

この記事はいかがでしたか?

ピックアップ