ジヤトコと日産、小型FF車用CVTを新開発…世界最大の変速比幅

自動車 ビジネス 企業動向
日産 ラニア(上海モーターショー15)
日産 ラニア(上海モーターショー15) 全 2 枚 拡大写真
ジヤトコは10月13日、燃費向上に貢献する小型FF車用のCVT「ジヤトコCVT7 W/R(ワイドレンジ)」を日産自動車と共同開発したと発表した。

新製品は、同社が2009年に世界初の副変速機付CVTとして発売した「ジヤトコ CVT7」をベースに開発。発進時のエンジンの過剰な吹け上がりを防止する発進スリップ制御やスポーティな走行を楽しめるDステップ制御といった技術を採用することで運転性を向上させた。

また、新開発のベルトの採用とプーリーの改良により変速比幅をCVTとして世界最大となる8.7に拡大。さらに、改良型小型オイルポンプの採用によるフリクション低減で燃費性能も向上させた。

CVT7 W/Rは、ジヤトコ(広州)自動変速機有限公司で生産を開始し、10月より中国市場で発売される、日産の新型車『ラニア(中国名:藍鳥)』に搭載される予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る