VWのビンターコルン前CEO、グループ親会社の会長も辞任へ

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フォルクスワーゲングループのマルティン・ビンターコルン前CEO
フォルクスワーゲングループのマルティン・ビンターコルン前CEO 全 2 枚 拡大写真

世界的規模での排ガス不正の責任を取る形で、CEOを辞任したフォルクスワーゲングループのマルティン・ビンターコルン氏。同氏が、グループ親会社の会長職も辞任することが分かった。

これは10月17日、ポルシェ・オートモービル・ホールディングSE(以下、ポルシェSE)が明らかにしたもの。同社は、「マルティン・ビンターコルン氏との間で、ポルシェSEの会長職を10月末に辞任することで合意した」と発表している。

マルティン・ビンターコルン氏はフォルクスワーゲングループのCEO辞任後も、同グループの親会社のポルシェSEの会長にとどまっていた。同氏の権力が残された形となり、批判が高まっていた。

今回のポルシェSEの発表は、この批判への対応。ビンターコルン氏の後任には、フォルクスワーゲングループ監査役会のハンス・ディーター・ペッチュ会長が、11月1日付けで就任する予定。

ポルシェSEは、「ビンターコルン氏の功績に感謝したい。困難な状況の中、ポルシェSEの会長として貢献してくれた」とコメントしている。

《森脇稔》

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