VWのビンターコルン前CEO、グループ親会社の会長も辞任へ

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲングループのマルティン・ビンターコルン前CEO
フォルクスワーゲングループのマルティン・ビンターコルン前CEO 全 2 枚 拡大写真

世界的規模での排ガス不正の責任を取る形で、CEOを辞任したフォルクスワーゲングループのマルティン・ビンターコルン氏。同氏が、グループ親会社の会長職も辞任することが分かった。

【画像全2枚】

これは10月17日、ポルシェ・オートモービル・ホールディングSE(以下、ポルシェSE)が明らかにしたもの。同社は、「マルティン・ビンターコルン氏との間で、ポルシェSEの会長職を10月末に辞任することで合意した」と発表している。

マルティン・ビンターコルン氏はフォルクスワーゲングループのCEO辞任後も、同グループの親会社のポルシェSEの会長にとどまっていた。同氏の権力が残された形となり、批判が高まっていた。

今回のポルシェSEの発表は、この批判への対応。ビンターコルン氏の後任には、フォルクスワーゲングループ監査役会のハンス・ディーター・ペッチュ会長が、11月1日付けで就任する予定。

ポルシェSEは、「ビンターコルン氏の功績に感謝したい。困難な状況の中、ポルシェSEの会長として貢献してくれた」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る