見た目フツー…イザという時、高さ3mの浸水にも耐えるドア

エンターテインメント 話題
9月30日にグッドデザイン賞の受賞が発表された「アクアード」。通常の扉に見えるが、裏側の水槽には大量の水が満たされていた(撮影:防犯システム取材班)
9月30日にグッドデザイン賞の受賞が発表された「アクアード」。通常の扉に見えるが、裏側の水槽には大量の水が満たされていた(撮影:防犯システム取材班) 全 4 枚 拡大写真

 文化シヤッターは東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展2015」にて、高い止水性能を発揮する「アクアード」などの防災関連製品の実演展示を行った。

 「アクアード」は片開きスチールタイプの止水ドアで、通常のドアと見た目はほとんど変わらないものの、止水グレモン(ハンドルを上げ下げすることで施錠・解錠できるロック機構)を閉じるだけで高さ3mまで(トビラの幅900mm×高さ2100mmの場合)の浸水に耐える仕組みとなっている。

 また、丁番(いわゆる「ちょうつがい」)も止水グレモンと連動して、ドア枠とトビラを密着させるという特殊なものを採用している。

 通常の水密トビラは、70~125mmほどの厚さになってしまうところ、「アクアード」は厚さを40mmに抑えられたことで、手軽な操作性と低コストを実現している。

 もう1つ、防災関連製品として展示されていた「ラクセット」は事前の工事不要で、さまざまな場所に取り付けることができる止水板。商業施設やオフィスの開口部の浸水対策を想定した製品となる。

 こちらは水位350mm、475mm、600mmに対応した製品をラインナップしており、浸水被害を低減することができる。

高さ3mの浸水にも耐える止水ドア……文化シヤッターが「アクアード」を実演展示

《防犯システム取材班@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る