マレーシアの野党連合が予算対案発表、GST税率ゼロなど提案

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

野党連合(希望連合、パカタン・ハラパン)は21日、2016年度予算の対案を発表した。予算対案の規模は2460億リンギで、主に汚職撲滅による財政節減を目標に掲げている。

財務赤字目標は2%で、生活費上昇による国民の負担を軽減するような対策を盛り込んでいる。

希望連合のリーダー、ワン・アジザ・ワン・イスマイル氏らが発表した予算対案では、今年4月に導入された物品・サービス税(GST)の税率を全ての品目を対象にゼロとする内容が盛り込まれている。市場分析や税金面での分析や経済データの集計を目的としており、あくまでも税率をゼロとするだけでGSTシステムの廃止を求めるものではない。政府が既に50億リンギを投じてGSTシステムを導入したことも廃止しないことの理由だという。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  3. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  6. 今年の「鈴鹿8耐」は新モデルの日本初披露が目白押し!? 話題のネオレトロバイクも
  7. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  8. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  9. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  10. ジェネシスの新型ハイパーカー、V8ツインターボエンジンの始動に成功…2026年WEC参戦へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る