明治生まれの角島灯台、そのレンズの光を間近に見る…10月24日に夜間特別公開

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10月24日に夜間特別公開が行われる角島灯台(山口県下関市豊北町)。らせん階段を伝って灯塔項部までのぼることができる
10月24日に夜間特別公開が行われる角島灯台(山口県下関市豊北町)。らせん階段を伝って灯塔項部までのぼることができる 全 24 枚 拡大写真

山口県下関市。日本海側のドライブスポット、角島。この人口900人あまりの小さな島に立つ角島灯台で10月24日、夜間特別公開が行われる。通常は9~16時の間に灯室までのぼることができるが、この日の夜間17時30分~19時30分だけ、点灯中の灯室に立ち入ることができる。

角島灯台は、1876(明治9)年に点灯した日本海側初の大型灯台で、地上高30m、光達距離34km。イギリス人技師のR.Hブラントンが設計。地上24mまで荒磨きの花崗切石(御影石)を積み、上部は切り込みを入れた切石を装飾的に配し、ふっくらとした外観が特徴といわれる。

灯台のなかは100段を超えるらせん階段で地上と灯室が結ばれていて、狭いデッキからは響灘や角島を見下ろせるほか、長門市の向津具(むかつく)半島の一部も垣間見える。

1874年に英国で製造された灯台レンズは、正8角形のフレネルレンズで、現在も現役で活躍中。24日の夜間特別公開では、この明治生まれのレンズが響灘の海面を照らす姿を間近に見ることができる。

角島と本土を結ぶ、全長1780mの角島大橋もドライブスポットとして人気。9月中旬、福岡からバイクで角島灯台をおとずれていた30代の男女は、「関門海峡を渡って下関市街から1時間ぐらい。国道191号の海岸沿いを走って、島をゆっくりとまわって、そのあと萩の世界遺産とか、秋吉台を経由して中国道で帰る」と話していた。

《レスポンス編集部》

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