日産、一般道も走る最新の自動運転実験車を公開

自動車 ビジネス 企業動向
日産が23日に公開した、最新の自動運転実験車(ベースはリーフ)
日産が23日に公開した、最新の自動運転実験車(ベースはリーフ) 全 2 枚 拡大写真
日産自動車は10月23日、神奈川県厚木市の同社研究開発施設で先進分野の技術説明会を開き、最新の自動運転実験車を公開した。

ナビゲーションに目的地をセットして自動走行させる。高速道路など自動車専用道路だけでなく一般道も含めたルートも走行できるとしている。近く国内や海外での公道試験を始める。

車両は電気自動車(EV)の『リーフ』をベースにした。搭載したセンサーはミリ波レーダー5個、レーザースキャナー4個、カメラ12個の構成としている。このうち、車両周囲の物体などを3次元で把握するレーザースキャナーは、大幅な小型・高性能化を実現したといい、「量産プロトタイプでこれだけの性能は世界初になると思う」(飯島徹也ADAS戦略企画・統括グループ部長)と評価している。

日産は2018年に高速道路の複数レーンでの自動運転技術、そして20年には交差点を含む一般道路での自動運転技術の導入を目指している。今回の実験車でそうした計画に向けた実証実験を行い、各システムの信頼性向上を図っていく方針だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  2. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る