フリースケール、オートバイ向けABS専用の高集積アナログICを発表

モーターサイクル 企業動向
フリースケール本社
フリースケール本社 全 1 枚 拡大写真

フリースケール・セミコンダクタは、業界初となるオートバイ向けアンチロック・ブレーキ・システム専用の高集積アナログIC「SB0400」「SB0401」を発表した。

2016年1月以降、欧州委員会の規制の厳格化により、125ccを超えるすべての新車オートバイに対してABSの設置が義務付けられる。今回の新製品導入は、これに対応するもの。

新ICは、ABSシステムの車輪速度センサ・インタフェース、バルブ・ドライバ、モータ・ポンプ・ドライバ、セーフティ・スイッチ、セーフティ・ステート・マシンをオートバイ/スクーター設計向けに最適化した小型パッケージに統合。SB0400はオートバイでの使用を、SB0401はスクーターや軽量オートバイを想定したIC。両製品ともリードレスで、ヒートシンクが不要なため、システムコストとスペースの節約に貢献する。

1万個購入時の1個あたりの参考価格はSB0400が3.35米ドル(約407円)、SB0401が3.05米ドル(約370円)。両ICとも現在出荷中。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  3. Uber Taxi、埼玉県で初のサービス開始…千葉県でも大幅エリア拡大
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る