【東京モーターショー15】スマート フォーフォー 新型、日本初公開…8年ぶりに復活

自動車 ニューモデル モーターショー
スマート フォーフォー 新型
スマート フォーフォー 新型 全 14 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツ傘下のスマートは10月28日、東京モーターショー15において、新型『フォーフォー』を日本初公開し、受注を開始した。発売は2016年1月を予定する。

初代スマート フォーフォーは2003年秋、フランクフルトモーターショー03で発表。2シーターの『フォーツー』に対して、後席を設けた4シーターとして、実用性を高めたのが特徴だった。車台は、三菱自動車の『コルト』(当時のモデル)と共用。生産は、オランダのネッドカーで行われた。しかし、フォーフォーは2006年、わずか3年で生産を終了。生産打ち切りの理由は、販売不振だった。およそ8年ぶりに、フォーフォーが復活している。

新型フォーフォーは、同時発表された新型フォーツー同様、ダイムラーとルノーの提携の効果を反映させて開発。新型の車台は2014年3月、ジュネーブモーターショー14で初公開された新型ルノー『トゥインゴ』と共用する。駆動方式は、新型フォーツーや新型トゥインゴ同様、RRレイアウトを採用。

新型のフロントマスクは、新世代スマート車と主張するデザイン。ボディサイズは、全長3490×全幅1660×全高1550mm、ホイールベース2494mm。新型フォーツー(全長2690×全幅1660×全高1550mm、ホイールベース1873mm)と比較すると、全長が800mm長く、ホイールベースは620mm延長された。

リアに置かれるエンジンは、新型トゥインゴと共通。日本仕様は、直列3気筒ガソリンエンジンの自然吸気ユニット。排気量999ccで、最大出力71ps、最大トルク9.3kgmを発生する。トランスミッションは、新開発の6速デュアルクラッチ。

新型フォーフォーは、日本仕様は、「パッション」と「プライム」の2グレード。価格は209万円からと公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る