トヨタ紡織は12月に発売される次期型『プリウス』に採用されたシートを初公開している。トヨタ紡織の石井克政社長は10月29日に開いたプレスカンファレンスで「新シート骨格を採用し、乗り心地だけでなく、見栄えにもこだわった」と紹介した。
石井社長は次期型プリウスのシートに関して「アイシン精機、シロキ工業とトヨタ紡織が連携して開発した」ことを明かした上で、「トヨタのTNGA思想に基づいた新たなシート骨格を採用し、軽量化はもちろん、乗り心地や見栄えにもこだわっている」と述べた。
また同様に今回初出展の表皮一体発泡工法を採用したレクサス向けスポーツシートについては「この工法は、その優れたフィット感、高いホール性、そして美しい形状でお客様からも大変高い評価を頂いており、レクサス『NX』、『RC F』、『GS F』など順次採用車種が拡大していく」と話した。