【東京モーターショー15】レクサス LF-FC、次期 LS は4ドアクーペか

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レクサス LF-FC コンセプト(東京モーターショー15)
レクサス LF-FC コンセプト(東京モーターショー15) 全 14 枚 拡大写真

レクサスが10月28日、東京モーターショー15で初公開したコンセプトカーの『LF-FC』。同車は、デビューからおよそ9年が経過し、モデルチェンジのタイミングを迎えつつある『LS』の次期型を示唆している可能性がある。

レクサスはLF-FCについて、「将来のレクサスのフラッグシップカーをイメージしたコンセプトカー」とコメント。レクサスのフラッグシップ車といえは、LS。このLF-FCが、次期LSのプレビューモデルと受け取れる。

LF-FCのボディサイズは、全長5300mm、全幅2000mm、全高1410mmと、堂々の大きさ。現行LSのロングボディ(全長5210mm、全幅1875mm、全高1475mm)と比較すると、LF-FCは90mm長く、125mmワイド、65mm背が低い。ロー&ワイドが特徴となる。

LF-LCの外観で目を引くのが、ロングノーズ&ショートデッキのフォルムだろう。レクサスは、「アグレッシブなエレガンス、そして4ドアクーペデザイン」と説明。レクサスLSは、メルセデスベンツ『Sクラス』、BMW『7シリーズ』、アウディ『A8』と、ドイツ3強のフラッグシップサルーンと競合してきた。LF-LCが次期LSのプレビューとすれば、次期型には強い個性が表現されることになる。

レクサスは、現行LSを示唆したコンセプトカーを、2005年秋の東京モーターショー05に、『LF-Sh』として出品。これが、現行LSのハイブリッド車、「LS600hL」につながった。10年後の東京モーターショー15で初公開したLF-FCを、次期LSの燃料電池車につなげようというのが、レクサスの未来戦略かもしれない。

《森脇稔》

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