【東京モーターショー15】日野 レンジャー、ダカールラリー2014参戦車の勇姿を間近に

自動車 ニューモデル モーターショー
日野レンジャー ダカールラリー2014参戦車(東京モーターショー15)
日野レンジャー ダカールラリー2014参戦車(東京モーターショー15) 全 23 枚 拡大写真
日野のブースでは、ダカールラリー2014で排気量10リットル未満クラス優勝を果たした『レンジャー』を展示。その迫力ある勇姿がギャラリーの注目を浴びている。

日野は“情熱をはこぶ。夢をとどける。”というブーステーマの下、燃料電池バスのコンセプトモデルや大型ハイブリッドトラックを出品。レンジャーはそうした同社のチャレンジスピリットを一心に集めたドリームマシンともいえる。

無数のステッカーを貼り、車高をグッと上げたスタイルは、近くで見ると迫力満点。階段を上がって、ラリーコンピューターなどを取り付けたコクピットを覗(のぞ)くこともできる。日野の各販売会社から選ばれたメカニックによる、1本150kgものタイヤ交換のデモンストレーションも目玉のひとつだ。

来年1月2日にアルゼンチンのブエノスアイレスをスタートする「ダカールラリー2016」のトラック部門参戦に向け、新型マシンは既に横浜港を出港。今回の車両はエンジンとサスペンションを強化し、300kgの軽量化にも成功。新機構の吸排気系部品を組み付けた9リットルのエンジンを搭載した。

「今年8月のモンゴルラリーでは、こうした様々な改良の結果、平均速度が10%上がりました。ダカールではクラス7連覇はもちろん、総合でも上位を目指したい」と同社総合企画部の諏訪寛道氏も意気込む。

「このブースには、ダカールラリーの年表や過去に受賞したトロフィーなどを展示したギャラリーも併設しているので、日野のチャレンジスピリットの一端を見てほしい」とアピールしている。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  3. ポルシェ『911ターボS』新型、史上最強の711馬力ハイブリッド搭載..3635万円から
  4. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  5. 幻の「黒いカタナ」がサプライズ公開! 市販化の可能性は…? スズキ「カタナミーティング2025」次期モデルの展望も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る