背景は観光列車ブーム…レールの波状摩耗を診るレール凹凸連続測定装置、鉄道総研が製品化

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鉄道総合技術研究所は、微細なレール凹凸を測定できる「総研式レール凹凸連続測定装置」を製品化し、12月1日から受注を開始する。その開発背景には、観光列車ブームがあるという。

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レールは、車輪と接触する部分(踏面)に周期的な凹凸「レール波状摩耗」(波長100~200mm)が曲線区間などに発生する。この摩耗ができたレールの上を車両が走ると、固有の騒音や振動が発生するという。

バッテリー・パソコン・測定器が組み合わさるこの総研式レール凹凸連続測定装置は、手押し台車式で、測定現場まで容易に運搬でき、装置の移動速度に依存せず正確に測定できるなどの特徴がある。測定後にレールの波状摩耗を削正し、作業の仕上がり確認にも再び活躍する。

この装置が開発された背景には、観光列車ブームがあると同社。現在、鉄道各社では、レール波状摩耗を目視検査や部分的測定などでチェックし、凹凸状況を正確に把握するのは難しいとされていた。

曲線区間の全長にわたり効率的に測定できるこの総研式レール凹凸連続測定装置は、車内で感じる騒音や振動を低減させ、快適性向上を目指す各社のニーズにこたえるかたちだ。

《レスポンス編集部》

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