小倉クラッチは11月6日、2015年4-9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高192億9400万円(前年同期比+3.4%)、営業利益は6億0200万円(+5.2%)、経常利益は5億6700万円(-14.1%)、四半期純利益は3億5500万円(+11.5%)だった。
主力の輸送機器用事業は、北米の販売は堅調に推移したが、欧州の販売は長引く景気低迷の影響を受け苦戦を強いられ、アジアの販売も中国の景気減速の影響を受け弱含みで推移。売上高および営業利益は微増に留まった。
経常利益は為替差益の減少等により14.1%の減益となったが、最終利益は前年同期に特別損失を計上していたことや法人税等の減少により11.5%の増益となった。
通期業績見通しについては、前回予想を据え置いた。