複数の労働組合、TPPの労働者への影響を懸念…マレーシア

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マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
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複数の労働組合が政府に対して、環太平洋経済連携協定(TPP)が労働者に与える影響について協議を行うよう求めている。

ユニオン・ネットワーク・インターナショナル(UNI)マレーシア加盟協のモハメド・シャフィー議長は、通産省が発表したTPPの概要は曖昧で不完全であるとコメント。外国人労働者の流入などマレーシア人労働者にも大きな影響を与える項目が複数あるが、最低賃金や労働時間、妊娠中の労働者の権利やサポート体制、労働組合の保護などについては明記されておらず、TPPに含まれるべきであるとの考えを示した。

また、TPP交渉は大筋合意に至ったが各参加国の政府が承認しなければならないため、労働者の保護に関する条項を盛り込むことはまだできるとの考えを示した。

千田真理子

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