住友ゴム、新技術アドバンスド 4Dナノデザインの共同研究結果を合同発表

自動車 ビジネス 企業動向
アドバンスド 4Dナノデザイン
アドバンスド 4Dナノデザイン 全 3 枚 拡大写真

住友ゴム工業は11月12日、独自のタイヤ用新材料開発技術「アドバンスド 4Dナノデザイン」の共同研究結果を、理化学研究所など、国内最先端研究施設と合同発表した。

アドバンスド 4Dナノデザインは、大型放射光研究施設「SPring-8」、大強度陽子加速器施設「J-PARC」、スーパーコンピュータ「京」の連携活用により完成させた新技術。ゴムの内部構造をナノからミクロンレベルまで連続的かつ鮮明に解析しシミュレーションすることができる。

新技術を活用することで、タイヤの相反性能である「低燃費性能」「グリップ性能」「耐摩耗性能」の大幅な向上も期待される。同社は新技術を採用したコンセプトタイヤが「耐摩耗マックストレッドゴム搭載タイヤ」を開発。低燃費性能とウエットグリップ性能を維持しながら、耐摩耗性能を200%に向上させることに成功している。

住友ゴムでは、アドバンスド 4Dナノデザインを活用することで材料開発のスピードをさらに上げ、高性能で経済性と環境性に優れたタイヤの開発を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る