オービスに向かって示威行為を繰り返した男を逮捕

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今年8月、東京都足立区内の都道で、制限速度を大幅に超過する状態で乗用車を走行させ、速度違反自動取締機に向かってピースサインをしていたとして、警視庁は11日、21歳の男を道路交通法違反(速度超過)容疑で逮捕した。

警視庁・交通執行課によると、逮捕された男は足立区内の都道(環状7号)を中心に改造した乗用車を運転。速度違反自動取締機(通称:オービス)の前で故意に速度を上げていた疑いがもたれている。2015年8月9日の午後7時40分には制限速度を74km/h超過した124km/hで走行。このほかにも4回の速度違反がオービスによって記録されており、最高は105km/h超過状態だった。

クルマは前方のナンバーが外され、車両特定を困難にさせていたが、男はオービス設置箇所を通過する際、カメラに向かってピースサイン(Vサイン)を掲げたり、あるいは睨みつける(ガンを飛ばす)等の特徴的な示威行為を行っていた。警察では車両の特徴や男の顔から特定。乗っていたクルマには多数の衝突痕や接触痕があり、他車両を巻き込むような重大事故を起こす可能性が高いことから道交法違反容疑での逮捕に踏み切った。

聴取に対して男は「すいません」などと謝罪。容疑を大筋で認めているという。警察では余罪についても男を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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