ロールスロイス ゴースト、米国でリコール…対象はわずか1台
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これは、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が明らかにしたもの。ロールスロイスを傘下に持つBMWの米国法人、BMWノースアメリカから、ロールスロイス『ゴースト』のリコールの届け出を受けた、と発表している。
今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。NHTSAによると、前席の胸部エアバッグが側面衝突の際、本来の性能を発揮せず、前席乗員が負傷する恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、2015年モデルのゴースト。2014年1月23日に生産され、米国で販売された1台が対象になる。ロールスロイスは販売店において、前席の胸部エアバッグモジュールを交換するリコール作業を実施する。
超高級車のロールスロイスは、顧客の要望を聞きながら、1台1台ほぼフルオーダーで生産を行う。今回のリコールの対象が、わずか1台となったのは、そのためと見られる。
《森脇稔》
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