VWのCO2不正、次なる対策を発表…CO2を再測定へ

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VWの排ガス問題(参考画像)
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フォルクスワーゲングループが排ガス中のNOX(窒素酸化物)だけでなく、CO2(二酸化炭素)でも、実際の排出量よりも低く見せる不正を行っていた問題。この問題を受けて、同社が対応策を発表している。

これは11月13日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。「CO2問題の解明に向けた次なる対策」を公表している。

フォルクスワーゲングループは次なる対策としてまず、ドイツ連邦自動車交通局(KBA)の監督下で、改めてCO2排出量の数値を確定させることを予定。欧州ではとくに、CO2排出量の値が重視されており、自動車税制もCO2の数値を元に決定される。同社は、CO2排出量を測定し直し、当局の再認可を得る方針。

これは、最新の2016年モデルでの対策。フォルクスワーゲングループによると、過去のモデルがどの程度の影響を受けるかに関しては、引き続き関係当局と連携し、検証を進めていくという。

また、該当車両を保有する顧客に対しては、「車両の安全性には問題がなく、(安全面では)技術的な措置を講じる必要はない」と説明している。

《森脇稔》

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