BASF、上海の研究開発拠点を拡張…ケミカルプロセスやエンジニアリング分野を追加

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BASFイノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック内に新たに建設された研究開発施設
BASFイノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック内に新たに建設された研究開発施設 全 2 枚 拡大写真

BASFは、アジア太平洋地域の研究開発拠点「BASFイノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック(上海)」に9000万ユーロ(約118億円)を投じた拡張を実施した。

BASFは2012年11月、中国の上海浦東地区に「BASFイノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック」および「BASFグレーター・チャイナ本社」を開設。BASFイノベーション・キャンパス・アジア・パシフィックには、17の地域のビジネスユニットから、技術部門に所属する約450人の研究開発者が集結、アジア太平洋地域のイノベーション・ハブとなっている。

これまでは、先進材料およびシステムに重点を置いていたが、今回の拡張で新たな研究施設を建設し、フォーミュレーション、ケミカルプロセス、エンジニアリングなどの分野を追加。アジア太平洋地域における自動車や建設、ニュートリション&ヘルス、ホームケア&パーソナルケアといった成長産業に、これまで以上に貢献できる体制を整えた。

また拡張の一環として、デザイン関連の材料やサービス分野における多様な能力を統合するデザインセンターのほか、BASFのグローバル・リサーチ・プラットフォームである先進材料&システムリサーチの本部を設置する。

《纐纈敏也@DAYS》

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