ドゥカティは、「EICMA2015(ミラノショー)」開幕前日となる11月16日に行われた「ドゥカティ・ワールドプレミア2016」にて、『Xディアベル』をはじめとする7台の新型モデルを世界初公開した。
Xディアベルは、排気量を拡大したテスタストレッタDVT 1262ccエンジンを搭載する新型クルーザー。最高出力156hp、最大トルク13.1kgmを発生する。また、フォワードコントロールに加え、ベルトドライブを初採用。さらにドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、ライディング・モード、ボッシュ・コーナリングABS、クルーズ・コントロールなどを備え、快適なロングクルージングを実現する。日本導入は2016年6月ころの予定で、価格は227万8000円。
『ムルティストラーダ1200エンデューロ』は、フロント19インチ/リア17インチのスポークホイールを採用する長距離アドベンチャーモデル。ザックス製電子制御セミアクティブ・サスペンションを前後に搭載するほか、30リットルの燃料タンクを装着。航続距離は450kmを超える。また、コーナリングABS、コーナリング・ライト(DCL)、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)などを標準装備する。日本導入は2016年7月ころの予定で、価格は269万9000円から273万9000円。
『スクランブラー Sixty2』は、1962年に登場した初代スクランブラーのスタイリングを継承する小排気量モデル。シンプルな399ccエンジンを搭載し、ワイドハンドルとロングシートで快適かつリラックスできるライディングポジションを提供する。日本導入は2016年2月ころの予定で、価格は89万9000円。
このほかドゥカティは、新型『ハイパーモタード』、新型『パニガーレ959』、『ムルティストラーダ1200パイクスピーク』を公開した。