【トヨタ プリウス プロトタイプ 試乗】エコカー世代にどう受け入れられるか、それが楽しみ…まるも亜希子

試乗記 国産車
トヨタ プリウス プロトタイプ
トヨタ プリウス プロトタイプ 全 16 枚 拡大写真

初代『プリウス』が登場した年に生まれた子供が、免許を取得できる年齢になる18年の時を経て、いよいよ4代目へ。それは、エコカーもハイブリッドカーも、当たり前にある世の中に生まれ育った人たちの時代が始まるということ。新しいプリウスが、そんな時代にどう受け入れられていくのか、まずはそれがとても楽しみだ。

【画像全16枚】

個人的に注目したのは、「運転しやすさ」「乗り心地」「使い勝手」の3点。どれも、これまでのプリウスではちょっと不満のあった点だ。

シートに座った瞬間に、シートポジションが従来とは根本的に違うと感じた。ハンドルを抱え込むような姿勢ではなく、足を伸ばして身体を自然に背もたれに預けられる姿勢。視界も左右が広がり、後方はバーが一本挟まるのは変わらないものの、四隅が広がっている。現行型と比較して、道幅の狭いカーブを曲がる時の安心感が格段に高まっていることに感心した。

乗り心地では、50~60km/h程度までしか試せなかったけれど、運転席はもちろん後席でも、不快な振動が少なくなってリラックスできる。とくに15インチタイヤのグレードが良かった。

そして使い勝手では、見た目はいいけど手が入りにくくて使いづらかった、ブリッジ型のセンターパネルから通常のインパネデザインになり、ドリンクホルダーや小物トレイがとても自然な位置に。また、ラゲッジもフロアが低くなり、スペースも広がって、これなら『プリウスα』並に使えそうだ。

短い時間の試乗だったけれど、エコカーとしてではなく、しっかりとクルマとしての魅力が感じられた新型。一般道で試乗するのがとても楽しみ!

■5つ星評価
パッケージング :★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌『ティーポ(Tipo)』編集者を経て、カーライフ・ジャーナリストとして独立。現在は雑誌・ウェブサイト・ラジオ・トークショーなどに出演・寄稿する他、セーフティ&エコドライブのインストラクターも務める。04年・05年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本カー・オブ・ザ・イヤー(2005-2012等)選考委員、AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。公式ブログ『運転席DEナマトーク!』他アップ中。

《まるも亜希子》

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