【ホンダ NSX プロトタイプ 試乗】音で感じるGTスポーツの快感…諸星陽一

試乗記 国産車
ホンダ NSX プロトタイプ
ホンダ NSX プロトタイプ 全 9 枚 拡大写真

ホンダがメディア関係者を集めて行う「ホンダミーティング」にて、新型『NSX』に試乗する機会を得た。

【画像全9枚】

試乗は栃木にあるホンダのテストコースにある高速周回路で行われた。このためハンドリングうんぬんという評価は行えていない。しかし、エンジンそしてモーターといったパワーユニットや乗り心地などについては、体感することができた。

3.5リットルのV6エンジンに、フロント2モーターが組み合わされたパワーユニットのシステム出力は573馬力/646Nm。そこに9スピードのDCTが組み合わされる。停止状態からアクセルを踏み込んで加速に移ると、アッという間にリミッターが作動する188km/hまで加速する。その加速の様はスポーツカーそのもの。

コクピット後方で軽快なリズム&メロディを刻むエンジンもやっぱり気持ちいい。爆発的な加速感はテスラのほうがあるかも知れないが、音から感じる快感はやっぱりエンジンを積んでいるクルマでないと味わえない。そしてNSXの奏でるリズム&メロディは、極上のものなのだ。

ミッションのつながりは極めてスムーズで変速ショックはほとんどなく、見事なほどのシームレス感でつながっていく。マニュアル操作を行うと、そのシフトスピードの速さにも驚かされる。アップもダウンも操作と同時に行われると言っても過言ではない印象だ。

なによりも驚かされたのはその乗り心地のよさ。車高が低いスポーツカーとは思えないほどサスペションはよく動いて、乗り心地を稼いでいる。もちろんスポーツカーの要素をたくさん持っているNSXだがそれ以上にGTカーとしての要素もたっぷり持っている。そんなクルマがNSXだ。

なお、★評価のフットワークは直線中心の試乗だったため未評価。オススメ度については1800万円という価格は考慮しないもの。なお、NSXは日本のブランドのクルマではあるが、アメリカの現地法人で製造され輸入される輸入車である。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:?
オススメ度:★★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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