テスラモーターズジャパンは11月24日、EV(電気自動車)スポーツカー『モデルS』のシートベルトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、テスラ『モデルS』1車種で、2014年7月4日から2015年11月20日に輸入された681台。
前席シートベルトのプリテンショナーとシートベルトアンカーの取り付けが不適切なため、最悪の場合、シートベルトが外れ乗員を拘束できなくなる恐れがある。
この不具合は、欧州の顧客からの報告で発覚し、米国テスラ本社は、全世界で販売した全てのモデルS 約9万台をリコールすると発表している。
改善措置として、前席シートベルトアンカーの固定状態を点検し、不適切な取り付けがある場合はプリテンショナーカバーを交換後、アンカーボルトを締め付ける。
国内では不具合および事故ともに発生していない。