【ミラノショー15】ドゥカティに「アンダー400」登場、スクランブラー Sixty2

モーターサイクル 新型車
ドゥカティスクランブラー Sixty2
ドゥカティスクランブラー Sixty2 全 9 枚 拡大写真

ミラノショー2015の開催に合わせ、ドゥカティは日本でなら普通二輪免許で乗れる『スクランブラー Sixty2』を発表した。

スチール製トレリスフレームに搭載されるエンジンは、排気量399ccの空冷L型2気筒。ドゥカティとしては、2008年まで日本市場に向けて出荷されていた『モンスター400』以来のアンダー400モデルだ。

Sixty2 のネーミングは、1962年、初代ドゥカティ スクランブラーが登場した年に由来し、アメリカで流行したポップアートにまで遡ることができる。史上もっともポピュラーなモデルであり、ポップ・アイコンとしての役割を担っていく。

ライディングポジションは、ワイドなハンドルバーとロングシートにより、快適でリラックスできるもの。専用デザインが施されたティアードロップ型スチール燃料タンクをはじめ、トラディショナルな正立式フロントフォーク、クラシックなデザインのスチール製スイングアーム、デュアル・チャンネルABSを標準装備。

車体色はアトミック・タンジェリン、オーシャン・グレイ、シャイニング・ブラックの3色を設定し、フロント/リアのLEDライトや液晶メーターなど、最新式のコンポーネントが組み合わされている。

税込み価格は89万9000円で、2016年春に日本導入予定。反骨精神、扱い易さ、そしてバイクの楽しさを表現し、伝統とモダンなスタイルを融合した。

今回、BMW Motorradもアンダー400モデルとなる『G310R』を発表している。大型バイクがラインナップのメインだった外国車勢が、日本をはじめとするアジア市場に照準を合わせてきている模様だ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る