【産業交流展15】自転車が倒れると防犯ブザーが鳴るテールライト…小林鋲螺

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小林鋲螺が中心になって開発した自動防犯ブザー付テールライト「お知らせテントウくん」
小林鋲螺が中心になって開発した自動防犯ブザー付テールライト「お知らせテントウくん」 全 1 枚 拡大写真

最近、夜間に自転車に乗っていて犯罪に巻き込まれるケースが増えている。そんな犯罪を防止するのに役立ちそうなのが「お知らせテントウくん」だ。これは、自動防犯ブザー付テールライトで、自転車が倒れると、大きな防犯ブザーが鳴る。

「犯罪抑止を狙って開発したもので、なかにはマイコンチップが内蔵されていて、自転車が倒れて数秒間横倒しになっていると、マイコンチップが異常と判断して自動でブザーを鳴らすようになっています。そして、自転車を立てると、音が鳴り止みます」と小林鋲螺の小林和好社長は話す。

同社は埼玉県草加市に本社を構える中小企業で、ネジなどを中心に自動車関連部品を製造している。小林社長によると、同社は「SEQUA(セキュア)」という異業種が集まったプロダクト組織に所属していて、この商品は4社が知恵を出し合って開発したものだという。

発売は来年3月を予定しており、現在、さまざまなテストを行っているそうだ。「この商品は第1弾と考えており、その後、GPSやスマートフォンと連動したもの、高齢者向けのものなどいろいろなものを出していこうと思っています」と小林社長はこの商品の広がりを期待する。すでに、子どもを持っている母親からほしいという声が多く出ているそうだ。

《山田清志》

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