カナダに本拠を置く自動車部品製造大手、マグナインナーナショナル(以下、マグナ)は11月25日、中国重慶市にシート生産の合弁会社を設立すると発表した。
マグナが合弁契約を締結したのは、重慶に本拠を置くHongli Zhixin社。同社との間で、自動車用のシート製造の合弁会社を立ち上げた。
合弁会社には、マグナとHongli Zhixin社が、折半出資。自動車用シートとその部品を、長安フォードをはじめとする中国の自動車メーカーに供給する。
Hongli Zhixin社は、中国の独立系自動車部品メーカー。シートの開発から生産まで、一貫して手がけている。中国国内の生産拠点は、3か所。
マグナ・シーティング社のマイク・バイソン社長は、「マグナの世界規模でのシートに関する専門知識と、彼らの中国でのノウハウを組み合わせて、独自の価値を提供していく」と述べている。