JR四国、土讃線で新たな観光列車を計画…2017年春からの運行を予定

鉄道 企業動向

JR四国は11月30日、「伊予灘ものがたり」に続く新たな観光列車を2017年春から運行する計画を明らかにした。

2014年から予讃線松山~八幡浜間で運行されている「伊予灘ものがたり」は、海をコンセプトにした観光列車だったが、新たな観光列車は山、川をコンセプトに、土讃線多度津・琴平~大歩危間で運行される。

この区間は、観光庁が認定する徳島県の「にし阿波~剣山・吉野川観光圏」と香川県の「香川せとうちアート観光圏」が隣接していることから、観光圏事業とのタイアップで新たな旅行需要を創出できるほか、2015年春から琴平~大歩危間で運行している「絶景!土讃線秘境トロッコ」で平日貸切が増加しており、潜在需要が見込めるとしている。

新たな観光列車には観光案内などを行うアテンダントが乗務する予定で、今後、車内で提供するサービスや地域連携等が選任スタッフにより検討されるという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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