トヨタ社長などグループのトップらが語る、リーダーとしてあるべき姿とは

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オールトヨタTQM大会
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トヨタ自動車の豊田章男社長は12月1日、名古屋市内で開いたオールトヨタTQM大会の閉会式にグループ企業や取引先のトップらとともに登壇し、事前に寄せられた質問に答える形でリーダーとしてあるべき姿を語った。

オールトヨタTQM大会は製品品質や仕事の効率向上のために取り組んだ事例をグループ企業同士で発表しあう催しで、今年で50回を数える。それを締め括る催しとして『リーダーズ』と名付けた特別座談会に豊田社長を始め8名のトップが顔をそろえた。

座談会は次世代のリーダーを担うグループ企業の社員らから事前に寄せられた質問に答える形で進められ、「リーダーとしての心構え、考え方とは」との質問にはダイハツ工業の三井正則社長が口火を切った。

三井社長は「2年半前に豊田社長にあいさつする機会があり、その時に『会社というのは社長を超えることはない』と言われた。社長が変わらなければ、社長が進化しなければ会社は変わらない、進化しないということを私にアドバイスされたと思っている」ことを披露。

その上で「私が大事にしている言葉に『師厳道尊』がある。私なりの理解は志が高ければ高いほど、道が険しければ険しいほど、リーダーは己に厳しくなければならないことだと思っている。その姿を見て部下たちは育つという言葉を大事にしている。まさに豊田社長からその言葉を頂いたと理解している」と語った。

トヨタカローラ徳島の北島義貴社長は「ひと言とでいえば、やはりぶれない軸を持つことだと思っている。若い頃にラグビーをやっていた経験があり、その時に思ったことは練習量が多いチームが必ず勝つ、特にラグビーはあまり番狂わせがない。一人ひとりが、またリーダーそのものがぶれない軸をもってみんなを引っ張ることが非常に大切だなと思っている」と話した。

また豊田社長は「社長になってからあまり良いことばかりではなかった。そういう中においてやはりトップの役割というのは決めることと責任をとることに尽きると思う。決めるための時間はごくわずか、決めるための条件もほとんど聞かされていない。でも自分のところに来た時には何かしら決めなければいけない。そうなると普段どれだけ、この決断で悲しむ人のこととか、いろんなことの情報を得ているかということが非常に大事だという気がしている」と述べた。

座談会にはトヨタの河合満専務役員やデンソーの有馬浩二社長、豊田自動織機の大西朗社長、豊田通商の加留部淳社長、日本発条の玉村和己社長も登壇。「グローバル化が進む一方で文化や価値観の違いを感じることがあり、そうした中で何が大事になってくるのか」や、「若いころにチャレンジした経験は」との質問などに答えていた。

《小松哲也》

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